スタビロ好きイラストレーターのハヤテノコウジがお送りする、スタビロを語るコラムの第1弾。
今回は僕がイラストレーター活動のきっかけにもなった、水性フェルトペン「Pen68」をご紹介していきます。
僕がPen68を気に入っている理由
スタビロのPen68は、ペン先のフェルトチップが尖っていて、硬さがあるのでしっかり描いても大丈夫です。六角形のフォルムは手に持ちやすく、文字も絵もスムーズに描くことができます。
そして、なんといっても一番のお気に入りポイントは、みんなすぐに気に入ってしまう、カラフルでオシャレなデザイン。
今までたくさんの作品づくりに利用してきました。ひとりでもみんなでも親子でも、このカラフルなペンを使って絵をたくさん描いて、巣ごもりタイムを楽しんでいただきたいですね。
見た瞬間から創作を始めたくなる、Pen68の魅力
僕はPen68を使うとき、とてもワクワクして自分の中の「絵心(えごころ)」が喜んでいるような気分になります。それはどうしてなのでしょうか。この機会にじっくり考えてみたところ、次のような理由が浮かびました。
①すぐにキャップを外して試してみたくなるから
見た目が鮮やかな色のボディなので、すぐに使いたくなる。持ち歩きや外出時の利用、普段の作業が楽しくなる。
②いちいちキャップを外す、付ける、持ち直す手間がないから
キャップを外したままで24時間OKなので、使いたいペンをどんどん出して、作業に没頭できる。でもくれぐれも使い終わったら、キャップを戻すのを忘れずに。
③色を付ける表現の幅が広いから
線、塗り、水彩の技法で、文字からライン、風景まで幅広い用途に使える。
④創作活動が簡単にできるから
シンプルなスケッチだけでも、おしゃれな雰囲気を作り出せる。紙や手帳にベタ塗りをしなくても、このくらいでいいかな、というぐらいで完成させても十分。
⑤シリーズの種類がバラエティにとんでいるから
オンラインショップでは68色を1本ずつ買えるし、色数に合わせたセット品やケースにこだわったシリーズも揃っている。
僕の目の前にPen68の実物と試し描き用の紙があったら、数秒後には描き始めているでしょう。
【実践編】Pen68を使って、絵を描いてみる
それではPen68を使って実際に絵を描いてみましょう。
step1【実践編】Pen68を使って、絵を描いてみる
スケッチブックなどに、鉛筆やシャープペンシルを使って、ざっくりと描くモチーフの位置をおさえるラフを描きます。
今回は僕が大好きな鎌倉にある材木座海岸からの眺め(富士山、江ノ島、ウィンドサーファー)を題材にしています。
step2Pen68の色の選択
記録したスナップショットの写真を見ながら、持っているPen68から、今回の絵に使う色を選びます。別の紙に描いて、先に色を試してみるのもおすすめです。
色を選んでおくメリットは、着彩の時に迷いがなく集中できる、全体に統一感をもたらす、描きすぎず、塗りすぎないことで余白を活かすことです。
step3Pen68による着彩
Pen68を使って、面を塗る作業と、線を描く作業を行います。
同じ色を着彩するパーツは、まとめて塗りましょう。
海は波を線で表現したら良い感じになったので、色塗りはやめました。遠くの江ノ島はぼかしたいので、水を付けた筆でこすりました。
最後に使わなかったシャープペンシルの線を消しゴムで消して完成です。
まずは描いてみよう!
絵を描くことをあまり難しく考えないで、まずは今の自分が描きたい題材を、どんどん描いてみましょう。その相棒に、いきなり描き出したくなるPen68はぴったりです。
Pen68での創作はシンプルなのに、実は奥が深いのです。ぜひあなたもその世界を楽しんでみてください。
(文・写真・絵:ハヤテノコウジ)
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